arami01

荒見神社(あらみじんじゃ)

大化3年の創建と伝えられる 古からの歴史深い神社 本殿は明治39年、 国指定の重要文化財指定

境内の四方を掘割に囲まれ、旧富野村の産土神とし崇敬されてきた荒見神社は、 「阿良美五社大明神」「安羅見五社天神宮」とも称されていました。その名が示す通り、 古くは五社谷に鎮座し、創建は大化3年(647)。祭神は天火明尊、天香語山尊、天村雲尊、阿比良依姫尊、 木花開耶姫尊を祀っています。2度ほど再建された本殿は、国の重要文化財となっており、約400年の歴史を持ちます。 また鳥居と薬医門が同居するなど、神仏習合の名残を見ることができます。 6月の茅の輪くぐり、10月には例大祭のほか、手摘み高級茶の産地ならではの「城陽茶まつり」なども開催されます。 また、平成25年、26年と、五穀豊穰を願って魚をさばく古式ゆかしい「山陰流包丁式」が奉納され、大きな話題となりました。今後も続けられるとの意向です。

btn-map
arami03
境内の南面に位置する石鳥居と薬医門。神仏習合の歴史の面影を残す
arami04
社殿背後にある長命の神水「菊水の神座」。鬱蒼とした木々が神聖さを漂わせる